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KC-UAのV8

一応これもUA
Front 自家用(スクールバス)であるが故に、なかなか登場する機会の少ない車両なのですが、さてこれは一体どのシャーシでしょうか?大型短尺のトップドアで、軸心部分の特徴から日デということが分かります。ボデーの継ぎ目などから、電装のサブエンジン式冷房(フルエアコンではない)ということも見て取れます。
 おおよその特徴から、KC-車あたりではないかという推測が成り立ちます。サッシ式銀色のメトロ窓で、これだけでもある程度目立つ車両ですが・・・。
稀少なV8
Rear リヤに回ってみてびっくり。これは「普通な」UAのルーバーとは異なります。エンジン音を聞いてみると、なんとV8エンジン。そうです、これはKC-UA521で、K尺相当にWB短縮したオドロキの一品。型式はN尺の改造扱いと思われます。P-UA50LやU-UA510LANは鹿児島交通に、U-UA510NANが佐賀市にそれぞれ存在していますが、KC-車での西工架装例は他にほとんどなく、かなり稀少な車両と言えます。ちょっと短いROHはV8搭載車特有のプロポーション。
 伊勢湾岸道などの高速道路を走行する機会が多いという使用環境から選択されたのではないかと思われます。

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