高野線の山奥区間に導入された簡易型改札機[日本信号]が，実はこんな所にも棲息しているのであります．場所は高野線の大阪市内，帝塚山駅の下り．とっても狭い場所しかなく，フル規格の改札機では精々一組しか設置できず，学生などがドッと押し寄せる時にはパンクしてしまいます．そこで，簡易改札機を上図のように配置．下車(赤：4,5号機)が２組，乗車(青：3号機)が１組配置できました．とは言っても，結構難しい歩き方を要求しており，初めての人はまず混乱するでしょう．簡易改札機は裏面投入できませんので，その旨表示もあります． 　おまけに，改札機に扉がないのを正当化するためか，乗車駅証明発券機(オレンジ色の物体)まであるというお節介ぶりかと思えば，下車時の精算機が下りには無いなど，苦しさ満点の駅に出来上がっています．ちなみに，上り駅舎は通常タイプ1式と二枚一括タイプ1式があり，精算機もちゃんとあります．(上下駅舎は独立しています．念のため)

トップへ　・　 スルッとKANSAIへ　・　 南海系サブメニューへ　・　 このページの先頭へ